愛媛県松山市の石丸さんの農園「あじまる」でさといもの収穫を開始しました。

虫に食われた葉
虫に食われた葉は、農薬を使っていない証拠でもあります。収穫の時期になると、葉の養分は根の方へいって、葉は虫に食われ、自然と茎が倒れていきます。倒れた茎は土の養分となります。葉が虫に食われても、さといもにはなんの影響もありません。虫が不要な葉や茎を倒し、土にかえっていくのです。自然は本当によくできていると思います。

住宅に囲まれた畑
この住宅に囲まれた畑は、普通環境的にはあまり良い場所とは言えません。こうやってみると虫が食べて茎が倒れて可哀想に見えるでしょ。でも自然のありのままの姿はこういうものだと思うんです。この畑は、以前は水はけが非常に悪く、常に土がべちゃべちゃしていました。なんとかできないものかと悩んだ末、北海道で土の微生物を活性化させて土質を良くする農法の講演会があったので、わらをもすがる思いで参加しました。その結果、劇的に改善し、作物は根を深くはり、成長度合いも大きく変わりました。土の栄養分をしっかりと吸収し、このさといもは非常に茎が太く、大きく育つようになりました。

団粒構造のしっかりとした土
団粒構造(だんりゅうこうぞう)がしっかりとした土は、山の土のようにふかふか。微生物が活性化して、栄養分がたっぷりとあります。みみずもいますし、もぐらもいますし、いろいろな生物がいます。でも不思議なことに彼らはさといもには一切手をつけないんです。

収穫
肥料もほんの少ししかあげていません。先日取材に来た雑誌社の方も、この畑を見て驚いていました。
こちらのさといもはほくほくしていて、そのままゆでて塩をかけて食べても絶品です。

ご購入希望者の方は石丸さんのページをご確認いただき、お電話、またはFAXにてご注文をお願いいたします。