虹の下でキャベツの収穫
林農園は北海道夕張郡の由仁町にあります。ヤマカワプログラムに取り組んで3年がたちます。林農園では、お米、麦、キャベツ、たまねぎ、じゃがいもなどを栽培しています。
私の農園は北海道のこの近辺では珍しく、寒玉という品種のキャベツを種から育てています。
キャベツの生育中に、玉の中に枯れ葉が出てしまうチップバーン(カルシウム欠乏)という現象に困っていました。長雨が続いたり、干ばつが続くと出てしまい、近年毎年のように出ていました。地面のカルシウムがうまく吸えないと起こる現象です。根はりをよくして健康なキャベツを育てられるようにヤマカワプログラムに取り組んでいます。
取り組んで3年目になりますが、チップバーンはかなり減り、製品率も高くなりました。水はけが良くなり、土に亀裂を入れるサブソイラーという機械をかける作業をする必要がなくなりました。そして、キャベツの実が重くなりました。今では全品目でヤマカワプログラムに取り組み、土の微生物の環境を整えています。
キャベツ苗の育成
チップバーン現象
健康に育つようになりました
山川先生とお話ししてから地面のことについて考えながら作業をするようになりました。
微生物のためにエサはなにがいいのか、住みかはどうしたらいいのかと考えて、緑肥をまいたり、堆肥をあげたりしています。
当初は土のスープと光合成細菌と酵母菌の3点セットをまくだけで、ピンポールが地面に刺さるように変わるので、魔法のようなことが起きて勘違いすることが多いですが、これは土の中の微生物が活性化する引き金にすぎないとわかりました。
これまで作物を植えてから収穫するまでの間にやれることが農業だと思っていましたが、最近では、種を植える前からどんな土づくりをしているのかで、結果が決まっているのではないかと思うくらい、土づくりの大切さをもう一度実感しました。
土づくりをしてから農薬の回数も減っています。元々じゃがいもは特別栽培で栽培していたので、農薬の回数を通常の半分以下に減らしていましたが、今まで当然のように使っていたものをやめるのは度胸がいります。しかし、そのあたりも作物の力を信じて、さらに減らすことができるようになってきました。
林さん
土づくりを見直してから、実が締まって重くなり、食べてもらった方からは、「すごく甘いね」という声をいただくようになりました。
キャベツ
お米
すいか
作物の大きさについては無選別です。大粒のものもあれば小粒のものも混ぜています。自然の状態は大きいものもあれば小さいものもあるので、無選別としています。
〒069-1143
北海道夕張郡由仁町中三川79
品目 | お米、麦、キャベツ、たまねぎ、じゃがいも |
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最低注文数量 | 10kg |
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配送料 | FAXにてお問い合わせください |
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その他 | 商品は基本的に常温でゆうパックにて発送致します。 |
初めまして。
突然で大変失礼します。
私は岐阜で少量多品種て野菜作りをしているのですが、土壌の水はけの悪さから、作物の生育が悪く、何か手がないかと、現代農業を見て、山川プログラムに興味を持ち、藁をもすがる思いです。
そこで実際に試してみようと、光合成細菌等の資材の入手先を知りたかったのですが、どこにも見当たりませんでした。
探し方が悪かったのかもしれませんが、もしよろしければご教示頂けれは幸いです。
どうぞよろしくお願いします。