北海道伊達市 矢野農園

農園紹介

矢野農園は北海道の伊達市にあります。ヤマカワプログラムに取り組んで4年がたちます。矢野農園では、じゃがいも、かぼちゃ、たまねぎ、とうもろこし、ブロッコリー、ビートなどを栽培しています。耕作面積は37haです。

農園の特徴

畑は生き物なので、人それぞれ畑の状態は様々です。矢野農園では今の土、今の作物の状態をじっくり見て、その時何が必要かを考えて、毎回変えるようにしています。

父の世代から、オーガニックや自然農法などいろいろ試してやってきました。私の方でも、畑にいいものは入れますが、できるかぎり使わなくてもいいものは入れないで、自然のままに育てていきたいと思っています。

かぼちゃ

もみ殻堆肥づくり

じゃがいも

ミミズが良い堆肥を作ります

たまねぎ

たまねぎがしっかりと根をはっています

ヤマカワプログラム

ヤマカワプログラムとの出会いは、取引先の卸会社が主催したヤマカワプログラムの講演会に行ったことでした。

講演を聞いて、早速3点セット(光合成細菌、土のスープ、酵母菌)をまいてみましたが、初年度は思ったほど変わらないと思って、次の年はまきませんでした。すると、次の年は前年より悪かったんです。それで次の年にもう一度まいて、じっくり土を観察してみたのですが、確かにぬかるみが減り、水はけが良くなり、土の状態が変わっていました。そして生育が良くなっていました。

今では4年目になるのではっきりとした違いと、どのタイミングでどのような作業をすればよいのかわかるようになってきました。

今年はじめのヤマカワプログラム実践報告会では、普段交流することのできない他の地域の優秀な農家さんたちと交流できたのがとても良かったですね。なかなかこういう機会はないので、いろいろ刺激になりました。多段性光合成細菌を今年は試していきたいと思っています。

メッセージ

矢野さん

矢野さん

土が健康になればいい野菜がとれると思います。作物と土を良く観るということにこだわりをもって作っています。たまねぎは普通のたまねぎと違ってからみが少なく、味わいやすいので、違いのわかる人にぜひ味わってほしいです。また、越冬たまねぎという栽培方法でも作っています。寒い北海道の冬を越したたまねぎは一度味わってほしい一品です。

生産品目

かぼちゃ

かぼちゃ

スイートコーン

とうもろこし

たまねぎ

たまねぎ

作物の大きさについては無選別です。大粒のものもあれば小粒のものも混ぜています。自然の状態は大きいものもあれば小さいものもあるので、無選別としています。

アクセス

〒052-0007
北海道伊達市西関内町309

通信欄