日本初のたまねぎ栽培を始めた『札幌黄(さっぽろき)』という品種を受け継いで栽培しています
湯浅農園は北海道札幌市の東区にあります。ヤマカワプログラムに取り組んで1年がたちます。湯浅農園では、『札幌黄』、『雪景色』といった特殊な品種のたまねぎと、一般的なたまねぎを栽培しています。
日本で初めてたまねぎの栽培が始まったのは、ここ、札幌市東区だったんです。明治10年にマサチューセッツ州から持ち込まれた品種が、『札幌黄』という品種のたまねぎでした。かつては遠くロシアやフィリピン、香港や台湾にも輸出していたそうです。品種改良をしていないので大きさが不揃いであったり、病気に弱かったりして、今では作る人がほとんどいない『幻のたまねぎ』と言われています。
このたまねぎが美味しいと評判になり、出荷時には『札幌黄』のファンの方々が行列を作って買いに来られています。葉の一枚一枚が肉厚で、加熱するととても甘くなります。昨年メディアでも取り上げていただきました。
もう一つは『雪景色』という品種です。こちらは『札幌黄』よりももっとデリケート。『札幌黄』も機械に弱いのですが、『雪景色』はその極みです。機械で作業するとすぐに傷つきますので、すべて手作業で収穫します。あまりに手間がかかるので近所でも数件くらいでしか作っていません。しかしその分、みずみずしくて生食でそのまま食べると本当に美味しいです。
日本初のたまねぎ産地の石碑
『札幌黄』を使ったカレー
幻のたまねぎ『札幌黄』
『札幌黄』や『雪景色』は非常に美味しいのですが、品種改良をしていないので、病気にかかりやすかったり、機械を入れると傷つきやすいというのがネックでした。そこでなんとか『札幌黄』を広げていきたいと思っていた時に、ヤマカワプログラムについて話を聞きました。それで山川先生のところに押しかけてようやくお会いできて頼み込んだんです。
父親は理解のある人だったので、ヤマカワプログラムの話をしたらやってみようということになり、それから光合成細菌をまいたり、緑肥を植えたり、父の代ではやらなかったことを始めました。まだ1年ですが、土がほろほろしてきて、水はけが悪く、粘土のようになっていたところが確実に良くなりました。これまではスコップで自分の畑を掘ってみて土を見るということはなかったんです。掘ってみたらたまねぎの根が、深く土の中に入り込んでいるのを見ました。たくさんの養分を吸って、たまねぎの味も良くなっていると思います。
湯浅さん
数が少ないですが、僕は『雪景色』が一番美味しいと思っています。玉ねぎ独特の適度の辛味で、ミントみたいな味がします。僕は必ずそれに鰹節を載せて、醤油をかけて食べる、これが美味しいんです。りんごのように生でそのままかじるお客さんもいます。また、『札幌黄』はそのまま食べると辛味がとても強いのですが、加熱すると本当に甘くなります。ぜひ一度、『札幌黄』の味を味わってみてください。
たまねぎ『札幌黄』
たまねぎ『雪景色』
たまねぎ
作物の大きさについては無選別です。大粒のものもあれば小粒のものも混ぜています。自然の状態は大きいものもあれば小さいものもあるので、無選別としています。
〒007-0880
北海道札幌市東区丘珠町692-3
品目 | たまねぎ一般品種(販売中)、札幌黄(完売 次回販売は10月~1月頃)、雪景色(完売) |
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価格 | お問い合わせください |
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送料
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5~20kg | 450円 | 800円 | 850円 | 900円 | 1,000円 | 1,300円 |
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