北海道倶知安町 青柳農園

青柳農園からのぞむ羊蹄山

青柳農園は北海道虻田郡の倶知安町（クッチャンチョウ）にあります。ヤマカワプログラムに取り組んで2年がたちます。青柳農園では、お米、たまねぎ、小麦、大豆などを栽培しています。

ヤマカワプログラムの元で、自分の水田でとったもみ殻を使った堆肥を作り、土づくりを行っています。

もみ殻は普通、土を上からかけてももみ殻になんの変化もありません。ところが驚いたことに、もみ殻に土をかけ、上から光合成細菌と土壌改良材のスーパーシェル光、焼成粉砕ホタテをかけると、2週間後には温度が60度まで上がって発酵しました。

堆肥で土の微生物が活性化すると、肥料の効果も上がり、健康的に作物が育つようになりました。

もみ殻堆肥づくり

ミミズが良い堆肥を作ります

たまねぎがしっかりと根をはっています

ヤマカワプログラムとの出会いは、近所の友人に教えてもらって、山川先生の巡回があった時のこと。スコップが入らないほど超粘土質だった畑を見て、対策を教えてもらいました。3点セットをまいたら不思議と土が柔らかくなり、水はけがよくなり、根が深く入るようになって、畑の様子がガラッと変わりました。

ヤマカワプログラムはこれまでやってきた農業を根底から覆しました。これまではトラクターで起こして当たり前、肥料をたくさんいれて当たり前でしたから。農薬も肥料も思いっきり減らせました。農薬の回数はこれまでの5分の1で済むようになりました。しかも減農薬を意識して無理して減らしたわけではなく、作物が健康に育つにつれて、自然と減らすことができたんです。